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【DTPオペレーターのテレワークとフリーランス】の現状について。DTP・デザイン業界歴20年のマサアキがお話します!

投稿日:2020年8月16日 更新日:

とあるDTPオペレーターさん

コロナ禍の影響では世間は「テレワーク」がどうのとか言っているけど、ウチの会社は「みんな完全出社で絶賛フル社内ワーク中!」なんだよね(笑)。

マスクはしているけどソーシャルディスタンスはとれてないし、喫煙スペースでははしゃぎまくっているし、クラスターとか大丈夫なのかな(ちょっと心配)……?

こうなるとDTPオペレーターの「テレワーク」とか「フリーランス」って考えるけど、実際どうなってるのかな?

どんな感じなんだろう?

こんにちわ、マサアキです。

コロナ禍で対策しながらのお仕事大変ですよね。

マサアキも時差通勤とかでなんとか仕事をこなしています。


結論から申し上げますと、今回はこうです。

  • DTPオペレータ-のテレワーク案件は「ほぼほぼない」と思ってください【残念ながら】
  • そもそもテレワークって上流工程の働き方なんです
  • テレワークって便利だけど働きづらいですよ!?
  • マサアキの知っているフリーランスを紹介します

それでは順番に見ていきましょう~。

DTPオペレータ-のテレワーク案件は「ほぼほぼない」と思ってください【残念ながら】

はい、上記見出しの通りです。

マサアキは20年間とちょっと業界にいましたが、DTPオペレーターさんのテレワークを見たことはありません。

理由としましては……

テレワークだと環境(パソコンやソフト、フォント)をそろえるのが大変

まぁ、まずパソコンを貸与するとしたら持ち運べるようにしないといけないのでノートパソコンにしないといけないですし。

となるとグラフィックソフトに対応できる、Mac Bookとか、ウインドウズの上位機種ですよね?

DTPオペレーター全員分。

それに全てと言わないまでもある程度のバージョンのソフトとフォントもそろえないといけなくて。

そもそも職場の全てのPCは添え付けだし、その全てのPCに全バージョンのソフトって入っていないですよね(バージョンのせいで席交換とかしませんでしたか?)。

マサアキはそんな職場に出くわしたことがありませんし、下手をしたらソフトなんか違法コピーなんかも見かけちゃうんですよね(ここだけの話)。

さらにはデータサーバーにも繋がるように設定しないといけないわけで、これは大変ですよね~。

テレワークだとトラブルや不備などに迅速に対応できない

DTPの作業現場ではトラブルなんて日常茶飯事です。

てか、トラブル対応が主な仕事だったりしますから(笑)。

現場に居合わせないと迅速な対応はできないし、

休みのスタッフがかかわっていたら普通に呼び出されますからね。

仮にテレワークになったとしてもトラブル対応でオペレーターがしょっちゅう呼び出されるケースにもなりかねないかと(笑)。

だったら社内ワークでいいんじゃない? ってなりそう……。

そもそもDTPってヌケモレ(不備)が多いので、確認や問い合わせが頻繫になりがち、これをLINEやスラックでやるとなると大変

これはIT業界の案件でのことなのですが、社内のやり取りをスラックで行う風習があって。

コメントを追っかけるだけで1日の仕事が終わってしまうような、うまくいっていない案件やトラブルで炎上してしまう案件って(よく? まれに?)あるんです。

文字だけコミュニケーションってそのくらい大変なんです。

だからと言って「既読スルー」していると、重要な変更までスルーしてしまうのでとても危険です。

仕事ができる人たちでやるとスムーズなんですけどね。

マサアキの経験上、「炎上案件」ってDTPもIT業界に負けず劣らず……、いやDTPの方が上かもです。

実はDTPって業界的に新しいようで働いている人たちは古い体質の人たちが多い

もうね、パソコンもろくにできないおじさん(おじいさん?)が部長さんだったりします、特に営業畑だったりするとメールソフトも扱えないようなおじ様がいばってたりしますから(笑)。

DTPっていっても、その前身は写植屋さんや印刷会社なので、そもそもパソコンのエキスパート集団ではないんですよね。

そういった人たちが意思決定権を握っていたら、そりゃテレワークなんて実現しないですよね。

こんなところだと思います。

まぁ、結論的に

「DTPオペレーター」ってテレワークには向いてない職業ですよね。

やろうと思えば不可能ではないのでしょうけれど、環境を整えるのにはコスト(時間とお金)がかかり過ぎると思います。

なので、社内ワークでいこうと。

ただでさえ不況な業界なので、まごまごと環境を整えていたら会社が倒産してコロナ禍が終わってしまうだろうという判断なのです、多分。

つまり、テレワークを導入するのは現実的ではないということですね。

結果として、どこの職場も「DTPオペレーター」は「みんな完全出社で絶賛フル社内ワーク中!」(笑)なんだと思います。

ただし、これは「DTPオペレーター」さんに限ってのお話でこれが「グラフィックデザイナー」などの職種になると話がかわってきます。

詳細は「マサアキの知っているフリーランスの紹介します」のところで説明しますね。

2020年8月18日(火)追記

「DTP テレワーク」でGoogle検索したところ、何件か在宅勤務を試している記事がありました。

もうひとつは在宅ワークの求人もヒットしたので、覗いてみたところほとんどがWeb案件と併用(もしくはそもそもWeb案件)だったり、募集が終了していたので、

数的には極々少数なのかなとは思います。
ただ、こういった試みはぜひとも継続していってもらいたいものです。

そもそもテレワークって上流工程の働き方なんです

DTP・デザイン関連でも、コロナ禍以前からテレワークはありました。

特に大手企業の上流工程職種(広報部やディレクション)にはありました、マサアキは実際に出向した先での経験もあります。

そういうこともあってディレクションなどの職種ではテレワーク導入もスムーズだったんではないかな~って思います。

大手企業の広報部やディレクション業務に携わる社員さんたちは週2、3日程度、テレワーク・リモート作業でお仕事を進めていました。

ただしこれも「中堅以上で、業務に精通している社員さん」の中から希望者を募って行われていました。

この頃は、若手や業務経歴の浅い社員さんは対象外なんでした、やっぱり業務に支障をきたしたくないからなんでしょうけど。

試験的に小規模で実施していた知見を今回のコロナ禍で活かして大規模に導入した格好になったんだなと思います。

テレワークって便利だけど働きづらいですよ!?

集中力のある人には働きやすいかもしれないけど、疑問や確認、トラブルが起こった時の対処が社内ワークの時よりも遅くなりがちです。

これはマサアキの現在の仕事のクライアントさんがテレワークでレスポンス悪いな~と感じるからです。

なにかあってもすぐには捕まらないですね、素早いレスは納品直前くらいです。

即時的に先方担当者と繋がれなかったりするので、せめて社内スタッフだけでもすぐに繋がれるだけでもやっぱりはかどります。

特に仕事が出来る人にはテレワークは良いけれど、普通レベルの人たちがテレワークとなると「てんやわんや」で大変だと思います。

やっぱり少数精鋭のIT系の働き方なんですかね?

マサアキの知っているフリーランスを紹介します

じゃあ、DTPはテレワークに不向きなのかっていうとそういうわけでもなくて。

グラフィックデザイナーやディレクターならテレワークが可能なんじゃないかなって思います。

実際、上記でお話したとおり大手企業のディレクターさんはテレワーク導入されてます。

後、マサアキの同級生でフリーランスのグラフィックデザイナーはほぼほぼ自宅でたまに打ち合わせに出掛けるくらいのようです。

ではこの同級生の「フリーランスのグラフィックデザイナー」のことをもうちょっと詳しく説明しますね。

彼は専門学校の時の同級生で、元々はデザイン会社でDTPオペレーター×グラフィックデザイナーでした。

はい、そして、ご多分にもれず

「社畜」

でした(笑)。

メンタル的にナーバスになって病院通ってクスリを処方してもらっていた時期もありました。

一度、彼の職場に遊びに行ったことがあるのですが、パーテーションに使っている段ボールに破った跡や、殴った跡などがついていて、クライアントに叱られると八つ当たりをしていたそうです……。

その後程なくして、会社を辞めました。

紆余曲折あって結局、辞めた会社の同僚デザイナーから仕事を分けてもらっているうちに気がついたらフリーランスになっていたという顛末ですね。

DTPオペレーターからグラフィックデザイン、Webデザインもしますが、(彼が言うには)Webデザインの方は単価が安くなりがちであまり引き受けないそうです。

ホームページ制作の話が1件5万とか来てもやる気しない……

などと言っていました。

なので、最近はカタログパンフレットの案件をヒィヒィ言いながらこなしているそうです(まとまったギャラは入るが、結構めんどくさい)。

そんな彼ですが、パソコンにめちゃくちゃ強いです。

ていうか、アップルオタク、アドビソフトオタクでほとんどのソフトを他人から教わらずにマニュアル本やググってマスターしてしまうという恐ろしいスペックの持ち主!

……なのですが、営業がてんでダメで、自分で仕事をとってくることが出来ずに、会社の元同僚さんから仕事を分けてもらっているうちに自分にも仕事が来るようになってクライアントさんが出来てきたそうです。

とはいえ、フリーランスなので収入は残念なことに安定しません(トホホ)。

自分で営業しないせいもあるのでしょうが。

気になる具体的な年収は500万くらいの年もあれば200万以下の年もあるそうです。

200万以下の年は仕事が無くてヒマ過ぎて、メンタル的に落ちて大変だったそうです。

このフリーランスの同級生を見て、マサアキの方もフリーランスになるのをちょっと躊躇しちゃうんですよね(笑)。

ただ仕事は自宅でやるのでとても気が楽だそうです、自分のペースでテレビ見ながらだったり、YuoTube動画を流しっぱなしで作業をしているそうです。

いいですねリラックスして仕事ができて。

本人曰く、不安要素はといえば、やっぱり

収入が安定しない

ことだそうです。

めでたく結婚したのですが、その年の年収が200万だったそうです……、いきなり嫁さんから叱られたそうなのでフリーランスも大変そうですね。

でも、社畜だった頃よりは全然元気になって雰囲気も活き活きとしていました。

では、今回はこのくらいにしようかと思います。

それではっ。


この記事を書いた人:マサアキ

デザインの専門学校を卒業した後、DTP・デザイン業界の現場最前線で紆余曲折しながら約20年間働きました。
この記事とブログは私、マサアキの体験をもとに書いています。
転職サイトやフリーランスサイトなどでは語られない現場でのリアルなエピソードを盛り込んで記事にしていますので、どうぞお楽しみ(?)ください。
マサアキの経歴は以下の記事で詳しく紹介しています。

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